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パーパス給湯器にエラーコード|番号別の原因・自分でできること・業者に頼む目安

リモコンに見慣れない番号が出ると、「故障かな」「このまま使い続けていいのかな」と判断がつかず不安になりますよね。

特に、パーパス製のガス給湯器でエラーが出た場合、表示される番号によって「今すぐ使用を止めるべきもの」「自分で確認できるもの」「故障ではなく点検のお知らせ」に大きく分かれます。

今すぐどうすべきか迷っているときは、まずこの記事でご自身の番号を探してみてください。

次に取るべき行動がはっきりと見えてくるはずです。

なお、ガスのにおいや焦げ臭さ・煙・水漏れがあるときは、番号を調べる前に使用を止めて、すぐに業者へご連絡ください

この記事でわかること
  • 表示された番号から、記事内の該当箇所へたどり着く探し方
  • 「止める/自分で確認する/点検通知」を見分ける判定の枠組み
  • 主要なエラーコードごとの原因・自分でできる確認・依頼判断
  • 修理か交換かを考えるときの使用年数の目安
  • 業者へ連絡する前に控えておきたい情報と、窓口の選び方
この記事を書いた人
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塚脇 (テクニカルセールスユニット責任者)

ガス・電気・水道と、ライフラインに関わる主要な国家資格を網羅するマルチエンジニア。現在はテクニカルセールスユニットの責任者として、現場で培った多角的な視点を活かし、技術と営業の橋渡し役を担う。

保有資格: 液化石油ガス設備士、第二種販売主任者、製造保安責任者(丙種化学)、ガス機器設置スペシャリスト(GSS)、第二種内管工事士・活管工事、ガス可とう管接続工事監督者、簡易ガス登録調査員、第二種電気工事士、給水装置工事主任技術者、石綿作業主任者

パーパス給湯器のエラーコードを早見表で確認する

この記事を上から順番に読んでいく必要はありません。

まず、給湯器本体のシールに書かれている型番と、リモコンに表示されている番号の2つを確認してください。

次に、以下の早見表で主要なコードを確認してください。

「対処」欄が、そのまま今すべきことです。詳しい原因や手順を知りたいときだけ、下の本文で該当する見出しを探してみてください。

※パーパスの給湯器は機種によってコードの意味が変わる場合があります。

表にない番号が出たときは、パーパス公式のガス機器エラー番号一覧(PDF)で型番と照合するか、型番とエラー番号を控えて業者へご相談ください。

エラーコード どんな異常か 対処
011 1時間以上の連続使用による警告 △ 給湯栓を閉じれば解除
111 点火不良(まずガス供給を確認) △ 他のガス機器でガス供給を確認→改善しなければ連絡
141・140・200 内部高温異常(ハイリミット・温度ヒューズ) × 使用を止めてすぐ連絡
311・321・331・391 温度センサー(Th)断線/短絡 × 使用を止めてすぐ連絡
510・511・541・542・562 電磁弁・弁類の異常 × 使用を止めてすぐ連絡
611・651・661 ファン・ポンプ類の異常 × 使用を止めてすぐ連絡
701・711・721 電装基板・制御回路の異常 × 使用を止めてすぐ連絡
761 リモコン通信異常 × 使用を止めてすぐ連絡
901・931・991 給気汚染・燃焼異常 × 使用を止めてすぐ連絡
888または751 10年点検のお知らせ(タイムスタンプ) 点検を依頼(下の「10年点検のお知らせ」欄を確認)
上記以外の番号 機種によって内容が異なる 型番とエラー番号を控えて業者へ連絡

(この記事のエラーコードおよび対処の情報は、パーパス公式が公開している「ガス機器エラー番号一覧」2024年4月版の情報に基づいています。)

表示された番号は「すぐ止める」「自分で試せる」「点検のお知らせ」のどれ?

顎に手を当てて考え込むような表情を見せる女性と、頭上に描かれた疑問符(クエスチョンマーク)

エラーが出たときに一番大切なのは、被害を広げないための初動です。

ここからは、ガス・電気・給水にまたがる有資格者が現場でおこなっている切り分け方に沿って、「今すぐ使用を止めるべきか」「自分で確認してよいか」「点検のお知らせか」を判定していきます。

【すぐ止める】今すぐ使用を止めて業者へ連絡するコード

温度過昇や水漏れなど、そのまま使い続けると被害が広がりやすい重大な不具合が起きているサインです。

以下のエラーコードが出ている場合は、迷わずすぐに使用を止めて、業者へ修理や点検を依頼してください

  • 141・140・200(内部高温異常)
  • 311〜391(温度センサー異常)
  • 510〜562(電磁弁・弁類の異常)
  • 611〜663(ファン・ポンプ類の異常)
  • 700〜721(電装基板・制御回路の異常)
  • 740〜763(通信・リモコン異常)
  • 901・931・991(燃焼異常)

迷ったときは一つ前の早見表に戻って確認してみてください。

こうした重大なエラーが出たときに特に気をつけていただきたいのは、「リセットすれば直るかもしれない」と考えて何度も操作を繰り返さないことです。

パーパス公式の案内でも、これらの処置は常に「修理を依頼」と明記されています。

無理にリセットを繰り返すと、機器に負担がかかり、かえって状況を悪化させてしまう恐れがあります。

ただ、使用を止めてすぐに業者へ連絡しても、修理や交換の工事が完了するまでの間は給湯器が使えない状態になります。「その期間、お湯がまったく使えないのは困る」と心配される方も多いはずです。

なお、当社では工事完了まで仮設給湯器でお湯を使い続けられる「即出湯(そくしゅっとう)サービス」を設けています。お湯が使えない期間が心配な方は、お問い合わせの際にお申し付けください。

【自分で試せる】業者を呼ぶ前に自分で確認できるコード

一方で、すぐに業者へ電話をする前に、ご自身でちょっとした基本確認を試せる番号もあります。

代表的なのは「011」(連続使用の警告)と「111」(点火不良)で、それぞれの確認手順は次の「系統別」セクションで詳しく説明しています。

ただし、ここで注意していただきたい点があります。

ご自身で確認やリセットをしてエラー表示が消えたとしても、根本的な原因が完全に直ったとは言い切れないということです。

あくまでリセットという操作は、原因を取り除くためのものではなく、「再びエラーが表示されるかどうかを確かめるための行為」にすぎません。

実際、パーパス公式の案内でも「確認して問題がなければ修理を依頼」と記載されているケースがあります。

もし一度リセットして消えても、同じ番号が繰り返し表示されるようであれば、機器内部に不具合が潜んでいる可能性があります。

その場合は無理に使い続けず、再表示された時点で早めに業者へ連絡するようにしてください。

【点検のお知らせ】故障ではなく点検時期を知らせるコード

888や88といった数字が突然出ると驚かれる方が多いのですが、これは故障ではありません。

パーパス公式でも「888は故障ではなく、10年間の通電時間が経過したことをお知らせする『タイムスタンプ』機能によるものです。点検をご依頼ください」と説明されています。

家庭用のガス給湯器は、設計標準使用期間が10年と定められており、その時期が来たことを知らせているのです。

ただし、給湯器の機種(型番)によっては意味が変わるため注意が必要です

例えば、GS-H2400W系などの機種では、888は「能力ダウン警告表示・燃焼改善フレームロッド作動」という修理依頼のコードになります(この機種で10年点検を知らせる番号は「751」です)。

888が点検通知になるのはGS-A2000F系などの機種です。

まずはご自身の給湯器の型番を確かめてみてください。

なお、屋内式のガス給湯器は現在、法定点検の対象外ですが、経年劣化による事故を防ぐため、パーパスでは自主的な「あんしん点検(有料)」を製造後9〜11年で案内しています(国も点検を推奨しています)。

製造年月(例:13・08=2013年8月)を確認し、時期が来ていれば、記事後半でご案内する窓口から点検を依頼してください。

系統別・主なエラーコードの原因と自分でできる対処法

室内の壁に設置されたインターホンや給湯器リモコンなどの機器類を、顎に手を当てて見つめる男性

ここからは、先ほどの「今すぐ止めるべきコード」以外のものについて、ガス・電源・給水といった系統ごとに、原因と具体的な対処法を解説します。

111・291:「ガス供給側」の異常を先に疑うコード

「お湯を出そうとしても点火しない」「使っている途中で火が消えてしまう」といったエラー表示が出たとき、「給湯器が壊れてしまった」と思い込み、すぐに業者を呼んでしまう方がいらっしゃいます。

しかし、こうした場合、実は給湯器本体の故障ではなく、ご自宅へのガス自体の供給が止まっているだけ、ということも決して珍しくありません。

111・291、または2桁表示の機種では11といった番号が出たときの対処は共通です。まず慌てずに以下の順で確認してみてください。

  1. ガスコンロなど他のガス機器で火がつくか確認する:他の機器も使えない場合はガス供給の問題
  2. 屋外のマイコンメーターの復帰操作を試す:メーター本体に貼られている表示に従って操作する(安全装置が作動してガスを止めている可能性があります)
  3. それでも直らなければガス会社または当社へ連絡する:メーターの操作方法が分からない場合もそのままご連絡ください

なお、当社グループには都市ガス会社があり、都市ガス・LPガスのどちらをご利用の場合でもスムーズにトラブル対応が可能です。

もし、ガスの供給には問題がないのにエラーが出る場合や、点火不良についてより詳しく原因を知りたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

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011・921:連続使用の警告コード

給湯器のトラブルの中には、部品の故障ではなく、普段の使い方そのものが原因となってエラー表示が出ることもあります。

011・921は、シャワーや蛇口から1時間以上お湯を出しっぱなしにしたときなどに、安全のために出る警告表示です

こうした警告が出た場合は、まず慌てずに給湯栓(お湯の蛇口)をしっかりと閉めるなど、公式で案内されている範囲の操作を試してみてください。

一時的な操作の問題であれば、これだけでエラー表示が消えることがあります。

ただし、先ほどもお伝えしたように、ご自身で操作してもエラーが消えなかったり、一度消えても再び同じ番号が表示されたりする場合は別です。

そのときは機器内部の基板や配線などに異常が起きている可能性が高いため、無理にご自身で分解したり配線を触ったりしようとはせず、安全を第一に考えて業者へ点検をご依頼ください。

152・411など:給水・循環側の異常を知らせるコード

キッチンのお湯は出るけれど、お風呂の追いだきができない、あるいはお風呂に設定通りのお湯がたまらないといった、水の流れに関わる部分でエラーが出ることもあります。

152が出た場合は、お風呂の循環まわりの異常を知らせるサインです。浴槽の壁についている循環口(穴のカバー)が隠れる高さまでお湯を足してから、再度追いだきをおこなうだけで正常に働き始めることがあります。

一方で、411・421・542・562といった水量センサーや調整弁の異常コードが出ている場合は、機器内部での水漏れや部品の故障が強く疑われます

水漏れを放置したまま無理に使い続けると、水が他の電装部品や基板にかかってしまい、被害がさらに拡大して周囲の部品まで傷めてしまうリスクがあります。

そのため、こうした内部異常のコードが出たときは、ご自身でなんとかしようとはせず、すぐに使用を止めて業者への連絡を優先してください。

給湯器の修理と交換で迷ったら「設置からの使用年数」で判断する

「A」と「B」と書かれた2つの黒板の間で、どちらにするか悩むように頭上にクエスチョンマークを浮かべた木製の人形

エラーコードが出たあと、このまま部品の修理で済ませるか、それとも新しい給湯器に交換するかで迷う方は少なくありません。

この先どうすべきかを判断するうえで、現場で一番の目安になるのが「現在までの使用年数」です。

一般的には、以下の年数を目安にして検討すると見通しが立てやすくなります。

  • 設置から7年未満:修理で直す方がトータルの費用を抑えやすい時期です。
  • 設置から7〜10年:今回修理しても、今後また別の部品が壊れるリスクが出てくるため、修理か交換か状況によって判断が分かれる時期です。
  • 設置から10年以上:設計標準使用期間の10年を超え、経年劣化による事故のリスクも高まるため、本体の交換を強くおすすめする時期です。

点検をお知らせする「888」が出たからといって、即座に交換しなければいけないわけではありません。

ですが、お使いの型番とこれまでの年数を確認し、今後の見通しを立てるタイミングとしては最適だと言えます。

もし交換を検討される場合、当社では本体と工事の両方に対する「まるごと10年保証」や、標準工事費・撤去費まで含んだ「コミコミ価格」のほか、初期費用を抑えられる「給湯器レンタルサービス10年」といった方法もご用意しています。

具体的な費用の比較や、症状ごとのさらに詳しい判断基準については、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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業者へ連絡する前に確認しておきたい3つのポイント

白いシャツを着た女性が、右手で指を3本立てて数字の『3』を示している様子

使用を止めるべきコードが出たときも、修理や交換を考えるときも、いざ業者へ連絡する前に準備しておきたいことがあります。

初回のやり取りがスムーズになれば、お湯が使えない期間を短くすることにもつながります。

連絡の前に「給湯器の型番」と「エラー番号」を控えておく

いざ業者へ電話やメールで連絡をする前に、ご自身で以下の情報を手元に控えておくことをおすすめします。

  • 給湯器の正確な型番(本体正面のシールに記載されています)
  • リモコンに現在表示されているエラー番号
  • そのエラーや症状が、いつ頃から出始めているか

中には、「専門的なことは分からないから、電話しても上手く状況を伝えられるか不安だ」と感じる方もいらっしゃると思います。

しかし、この「型番」と「エラー番号」の2つさえ揃っていれば大丈夫です。

この情報があるだけで、電話を受けた有資格者が現場の状況を正確に把握するための大きな材料になり、連絡へのハードルはぐっと下がります

さらに当社では、型番やエラー表示だけでなく、設置場所や配管の様子がわかる写真をLINEやメールで送っていただくだけで、より確実にお見積もりをお出しするスピード運用をおこなっています。説明に自信がない方でも安心してご相談ください。

メーカー窓口と地元の施工業者は「使用年数」で使い分ける

いざ連絡しようとしたとき、「メーカーと地元の施工業者、どちらに相談すればいいの?」と迷われるかもしれません。

その場合は、先ほどの使用年数を目安にして窓口を使い分けてください

使用年数が浅く、点検や軽微な部品修理で済む見込みであれば、メーカーであるパーパスの公式窓口へ直接ご相談いただくのが確実です。

修理をご希望の場合は公式の「修理のご依頼」ページから、888表示などで点検をご希望の場合は「点検依頼方法・点検料金」ページからお申し込みいただけます。

また、パーパスの「あんしん点検受付センター」は全国のサービス店で対応する体制になっています。

ただし、メーカーの点検窓口は受付時間が限られているため、連絡する時間帯にはご注意ください。

一方で、すでに10年近く使用しており、本体交換の可能性が高い場合は、私たちのような施工業者へ最初からご相談いただく方がスムーズに進みます。

QTO JAPANでの修理・交換に関するご相談は、24時間365日受け付けていますので、メーカーの窓口が閉まっている夜間や休日でも気兼ねなくご連絡いただけます。

給湯器トラブルを任せる業者は「資格・見積もり・保証」で選ぶ

いざ依頼するときに後悔しないためにも、業者は以下の基準で選ぶことをおすすめします。

  • ガス・電気・給水にまたがる資格を持つ「有資格者」が対応しているか
  • 型番や写真などの少ない情報からでも、明確な見積もりを出せるか
  • 施工後の保証内容や条件がはっきりしているか
  • 対応エリアや受付時間が、自分の希望に合っているか

QTO JAPANでは、液化石油ガス設備士・ガス機器設置スペシャリスト(GSS)・第二種電気工事士・給水装置工事主任技術者など、ガス・電気・水道にまたがる資格を持つスタッフが対応しています。こうした複数領域の資格保有は、業者を選ぶ際の客観的な確認基準になります

エラー番号が分からない、あるいは完全にお湯が出なくなって困っているという場合は、以下の記事もあわせてご確認ください。

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まとめ:エラー番号から次の一手を決めるために押さえること

この記事のポイント
  • 表示された番号をまず早見表で探し、「止める・確認する・通知」のどれかを判断する
  • 「止める」コードは迷わず使用を止めて業者へ。リセットを繰り返さない
  • 「確認する」コードは、ガスコンロで供給確認→給湯栓を閉じるなど、自分でできることから試す
  • 修理か交換かは「設置から10年」を目安に判断する
  • 業者に連絡するときは型番とエラー番号を手元に用意しておくとスムーズ

「お湯が使えない期間が延びるのは困る」と不安な場合は、工事までの間お湯が使えるようにする即出湯(そくしゅっとう)サービスを利用するという手もあります。

東海・関東・東北エリアで年間5,000件以上の施工実績を持つ当社が、24時間365日ご相談を受け付けています。いつでもお気軽にご連絡ください。

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