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パロマ給湯器のエラーコード一覧|原因・対処法と業者依頼の判断基準

リモコンに見慣れない番号が表示されると、「故障かな」「このまま使っていいのか」と不安になりますよね。

特に朝のシャワー前やお風呂の準備中に突然表示されると、焦る気持ちはよくわかります。

ただ、パロマ給湯器のエラーコードの多くは、まず電源リセットを試すことで解消できる場合があります。

111・140といったよく出るコードは、リセット1〜2回で戻ることが少なくありません。

ただし888(点検時期のお知らせ)は別で、通常の電源リセットでは解除できず、専用の3ステップ手順が必要です。

この記事では、エラーコードの意味と「自分でリセットできるのか・業者に連絡すべきか・すぐ緊急対応が必要か」の判断基準を、現場で年間5,000件以上の給湯器工事を担当している有資格者の目線から解説します。

この記事でわかること
  • よく出るエラーコード6種の意味と具体的な対処法
  • 全エラーコードをPH・FH別に確認できる一覧表
  • 自分でリセットできるか、業者を呼ぶべきかの判断フロー
  • 繰り返しエラーが出るときの緊急度の見極め方
  • 修理・交換費用の目安
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塚脇 (テクニカルセールスユニット責任者)

ガス・電気・水道と、ライフラインに関わる主要な国家資格を網羅するマルチエンジニア。現在はテクニカルセールスユニットの責任者として、現場で培った多角的な視点を活かし、技術と営業の橋渡し役を担う。

保有資格: 液化石油ガス設備士、第二種販売主任者、製造保安責任者(丙種化学)、ガス機器設置スペシャリスト(GSS)、第二種内管工事士・活管工事、ガス可とう管接続工事監督者、簡易ガス登録調査員、第二種電気工事士、給水装置工事主任技術者、石綿作業主任者

エラーが出たらまず試す:給湯器のリセット手順

まず安全を確認してください

ガス臭がする・煙が出ている・水漏れがある場合は、リセット操作はしないでください。すぐに専門業者へご連絡ください。ガス配管・電気配線には触れないこと。異臭・煙が出ている場合は電源プラグを抜かないこと。

安全確認が取れたら、まずこの2ステップを試してみてください。

基本リセット手順

  1. 家のすべての給湯を止めて、リモコンの運転スイッチをOFF(切)にする
  2. 30秒〜1分そのまま待ち、運転スイッチをON(入)にする

エラーが消えてお湯が出れば完了です。

これで改善しない場合は、電源プラグをコンセントから外して10秒ほど待ち、再度差し込んでみてください。

この操作で温度・お風呂の湯量・時計などの設定がリセットされることがあります。

なお、地震や強風のあとにエラーが出た場合は少し手順が違います。

ガスメーターの安全装置が作動してガスが止まっていることが多いため、以下の手順でガスを戻してください。

  1. 家中のガス機器をすべて止める
  2. ガスメーターの復帰ボタンを押す
  3. そのまま3分待つ
  4. ランプが消えているか確認する
  5. 換気しながら機器を使い始める

111エラーはこのパターンで解決することが現場では一番多いです。

なお、888エラーはこの手順では解除できません。後の「888・88エラー」セクションにある専用手順を参照してください。901・920・930・991・992などは業者による強制解除が必要なコードです。

リセットを何度繰り返しても解消しない場合は、無理に続けず業者へご相談ください。

パロマ給湯器でよく出るエラーコード6種:原因・対処法・行動判断を有資格者が解説

リセットで解消しない場合や、エラーの意味をもう少し詳しく確認したい場合はこちらをご覧ください。

各エラーの末尾にある「行動判断」は、自分でリセット可・業者依頼推奨・緊急の3段階で示しています。

111エラー(点火不良):ガスメーター確認が最初の一手

ガスへの着火ができなかった状態です。地震・強風のあとに出た場合は、ガスメーターの安全装置が作動してガスが止まっているだけのことが多いです。

対処の手順

  1. ガスの元栓が開いているか確認する
  2. ガスメーターのランプが点滅していれば復帰ボタンを押して3分待つ
  3. リモコンをOFF→ONでリセット
  4. 異臭がある場合は自己対処せず業者へ
行動判断

自分でリセット可:ガスメーター・元栓の問題なら自己解決できます。

業者依頼推奨:リセット後も繰り返す場合は着火部品の劣化が疑われます。

76系エラー(リモコン・通信系):電源入れ直しと電池交換から試す

リモコン本体の故障、またはリモコンと本体間の通信異常です(740・750・760・765など)。まず電源の入れ直しと電池確認を試してみてください。

対処の手順

  1. リモコンの電源を入れ直す(運転スイッチOFF→ON)
  2. 電池が入っているタイプは電池を確認・交換する
  3. リモコン配線に明らかな断線・緩みがないか目視する
  4. 改善しなければ業者へ
行動判断

まず自分で試す:電源入れ直し・電池交換で解消する場合があります。

業者依頼推奨:それでも繰り返す場合はリモコン交換または本体電装基板の点検が必要です。

140エラー(過熱防止):機器を冷ましてリセットを試す

内部温度が上がりすぎて安全装置が作動した状態です。焦げ臭い・異音がある場合はすぐに使用を止めて業者へ連絡してください。

対処の手順

  1. 焦げ臭い・異音がないか確認する(ある場合は即業者へ)
  2. 給湯や追いだきを止め、10〜15分休ませる
  3. リモコンをOFF→ONでリセット
  4. 短時間で再発する場合は業者へ
行動判断

自分でリセット可:流量不足・高温設定が原因なら、リセットと設定変更で改善することがあります。

業者依頼推奨:繰り返す場合は熱交換器の詰まりや部品劣化が疑われます。

632エラー(循環系):循環フィルター清掃で解決することが多い

浴槽のお湯が正常に循環できず、追いだきができない状態です。原因の多くは浴槽の循環アダプターのフィルター詰まりです。まず清掃を試してみてください。

フィルター清掃の手順

  1. 浴槽の水位が循環口より上にあるか確認する(不足なら足す)
  2. 循環アダプターのフィルターを外し、流水で洗う
  3. ぬめりは中性洗剤とやわらかいブラシで落としてすすぐ
  4. 正しく装着してリモコンをOFF→ONでリセット
  5. 改善しなければ業者へ

※冬場の凍結が原因の場合は、自然解凍を待ってください。

行動判断

自分でリセット可:フィルター詰まり・水位不足が原因なら自己対処で解消できることが多いです。

業者依頼推奨:清掃後も繰り返す場合は循環ポンプの交換が必要になることがあります。

888・88エラー(点検時期):故障ではない。専用の3ステップでリセットを

故障ではなく、点検推奨時期のお知らせです。使用10年相当になると表示されます。そのまま使い続けることはできますが、通常の電源リセットでは解除できません。以下の専用手順が必要です。

888専用リセット手順(パロマ・100Vタイプの標準手順)

  1. 運転スイッチを押して電源を入れる
  2. 給湯器の温度を最低温度に設定する
  3. 温度設定ボタンを2つ同時に押す

一時解除後も約1年で再表示されます。機種によって手順が異なるため、取扱説明書もあわせてご確認ください。

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行動判断

専用手順でリセット可:上記の3ステップで一時解除できます。

業者依頼推奨:10年を超えて使用している場合は点検・交換をご検討ください。

920エラー(給水系):止水栓と給水フィルターの確認が先決

機種によって意味が異なります。標準型は給水系統の異常(断水・止水栓閉・フィルター詰まり)、エコジョーズ対応機種は中和剤減少報知です。

確認・対処の手順(標準型)

  1. 止水栓が開いているか確認する
  2. 断水していないか確認する
  3. 給湯器本体の給水フィルターを外して清掃する
  4. リモコンをOFF→ONでリセット
  5. 改善しない・水漏れがある場合は業者へ

※エコジョーズ機種の場合は業者による中和剤交換が必要です。

行動判断

自分でリセット可:止水栓閉・フィルター詰まりが原因なら自己対処で解消できます。

業者依頼推奨:エコジョーズの中和剤対応が必要な場合・対処後も改善しない場合。

緊急(業者へ即連絡):水漏れを伴う場合は使用を中止してすぐにご連絡ください。

パロマ給湯器エラーコード完全一覧(PH・FH別)

上記6種以外のエラーコードが表示されている方はこちらでご確認ください。

リモコン表示の先頭アルファベット(PH・FH)を確認して、該当する表を参照してください。

※機種によってコードの内容・意味が異なります。必ず製品付属の取扱説明書を合わせてご参照ください。

PHエラーコード一覧(給湯器本体・追いだき付き給湯器)

PHはパロマの給湯器(給湯専用)および追いだき付き給湯器を指す機種型番の先頭アルファベットです。

エラーコードは2〜3桁で表示されます。

PHコード 異常内容 対処法概要 行動判断
0/00 1時間燃焼異常 リモコンOFF→ONで一旦停止後再使用可 自分でリセット可
5 不完全燃焼(警告) ファンモーター・給気通路の掃除(業者) 業者依頼推奨
32 空焚き防止異常 浴槽水の確認、または圧力センサー確認(業者) 業者依頼推奨
32 配管漏れ異常 循環水流スイッチおよび追いだき配管の水漏れ確認(業者緊急) 緊急
51 給湯燃焼異常(警告) 給湯熱交換器・ファンモーター等の確認または掃除(業者) 業者依頼推奨
10/101 給湯ファン送風量低下(警告) 熱交換器・シロッコ・給気口の掃除(業者) 業者依頼推奨
11/111 給湯点火不良 ガスメーター確認→リセット。繰り返す場合は業者 自分でリセット可→繰り返すなら業者依頼推奨
12/121 給湯立ち消え安全装置作動 フレームロッド・ガス電磁弁・ガス比例弁の確認(業者) 業者依頼推奨
13 不完全燃焼異常 強制解除操作が必要。シロッコ掃除後4時間使用禁止解除(業者) 緊急
14/140 内部が過熱し、安全装置が作動した状態 機器を休ませてリセット。繰り返す場合は業者 自分でリセット可→繰り返すなら業者依頼推奨
141 給湯空だき過熱安全装置作動 ハイリミット交換(業者) 業者依頼推奨
15/151 給湯ハイカット異常 業者点検が必要 業者依頼推奨
161 給湯出湯温度異常 ガス比例弁確認(業者) 業者依頼推奨
240/241 リモコンスイッチ故障・タクトスイッチ異常 リモコン交換(業者) 業者依頼推奨
290 ドレン検知作動(エコジョーズ) 中和器水位電極・ドレン排水経路詰まり確認(業者) 業者依頼推奨
311 給湯入水サーミスタ断線 サーミスタ交換(業者) 業者依頼推奨
321 給湯内胴サーミスタ断線 サーミスタ交換(業者) 業者依頼推奨
331 給湯出湯サーミスタ断線 サーミスタ交換(業者) 業者依頼推奨
341 外気温サーミスタ断線・短絡 サーミスタ交換(業者) 業者依頼推奨
351 給湯サーミスタ異常 誤接続確認(業者) 業者依頼推奨
412 湯張り流量検出異常 落し込み水電磁弁・水量センサ確認(業者) 業者依頼推奨
432 圧力センサ(水位センサ)異常 センサ交換(業者) 業者依頼推奨
471 給湯内胴サーミスタ短絡 サーミスタ交換(業者) 業者依頼推奨
510/511/512 ガス遮断機能異常 ガス電磁弁・フレームロッドの確認(業者) 業者依頼推奨
520/521 給湯ガス比例弁回路(電流)異常 比例弁確認または電装基板交換(業者) 業者依頼推奨
522 ふろ・暖房ガス比例弁(電流)異常 比例弁確認または電装基板交換(業者) 業者依頼推奨
542 落し込み水電磁弁異常 電磁弁交換(業者) 業者依頼推奨
561 バイパス水電磁弁異常 電磁弁交換(業者) 業者依頼推奨
572/573/583 切替弁・ポンプ切替弁異常 切替弁交換(業者) 業者依頼推奨
610/611 ファン回転数異常・給湯ファン故障 ファン交換(業者) 業者依頼推奨
632 ポンプ異常・循環水流スイッチOFF異常 フィルター清掃・水位確認→リセット。繰り返す場合は業者 自分でリセット可→繰り返すなら業者依頼推奨
642 ふろ循環ポンプ故障 ポンプ交換(業者) 業者依頼推奨
651/661 水量調整弁・バイパス制御モータ全開位置検出不良 水側組立交換(業者) 業者依頼推奨
700/711/712 マイコン故障・電磁弁回路異常 電装基板交換(業者) 業者依頼推奨
721/722 炎検出回路異常 フレームロッド確認→電装基板交換(業者) 業者依頼推奨
740/750 リモコン故障 リモコン交換(業者) 業者依頼推奨
760/765 リモコンとの通信異常 リモコン・電装基板・ケーブル確認(業者) 業者依頼推奨
790/791 ファン電圧・電流検出異常 ファン確認または電装基板交換(業者) 業者依頼推奨
801/802/811 電磁弁遮断時炎検出・非燃焼部炎検出 ガス電磁弁・フレームロッド確認(業者) 業者依頼推奨
820 ガス種別制御データ異常 ガス種コネクタ・データ交換または電装基板交換(業者) 業者依頼推奨
888 点検推奨時期のお知らせ(故障ではない) 専用3ステップ手順でリセット。使用継続可だが点検・交換推奨 自分でリセット可(専用)→業者依頼推奨(点検推奨)
901 給排気閉塞異常 強制解除が必要。熱交換器・シロッコ・給気口の清掃(業者) 業者依頼推奨
920 中和剤減少報知(エコジョーズ機種)/給水系統の異常(標準機種) 強制解除が必要。中和剤確認または給水フィルター清掃(業者。詳細は本文「920エラー」セクション参照) 業者依頼推奨
930 中和剤交換時期報知(エコジョーズ) 中和剤交換(業者) 業者依頼推奨
991/992 ファン送風量低下(機器停止) 強制解除操作が必要。ファン・熱交換器を掃除した上で解除(業者) 業者依頼推奨

※一覧にないコードはパロマ公式サポートまたは取扱説明書でご確認ください。

FHエラーコード一覧(ふろ給湯器)

FHはふろ給湯器(追いだき機能付きガス給湯器)を指す機種型番の先頭アルファベットです。

PHとの大きな違いは、FHはお風呂の循環系・水位系エラーがPHより多く発生しやすいことです。

浴槽フィルター清掃で解決することが特に多い機種タイプです。

FHコード 異常内容 対処法概要 行動判断
2 風呂試運転時に残湯あり検出 残り湯を抜いて再試運転 自分でリセット可
52 風呂燃焼異常(警告) 風呂熱交換器・ファンモーター確認または掃除(業者) 業者依頼推奨
112 ふろ点火不良 ガスメーター確認→リセット。繰り返す場合は業者 自分でリセット可→繰り返すなら業者依頼推奨
122 ふろ立ち消え安全装置作動 フレームロッド・ガス電磁弁等の確認(業者) 業者依頼推奨
142 ふろ空だき過熱安全装置作動 ハイリミット交換(業者) 業者依頼推奨
152 風呂ハイカット異常 業者点検 業者依頼推奨
162 落とし込み時入水温度異常 業者点検 業者依頼推奨
203 水位スイッチ異常 業者点検 業者依頼推奨
252 循環水流スイッチON異常 業者点検 業者依頼推奨
263 上位水位スイッチOFF異常 業者点検 業者依頼推奨
290 ドレン検知作動(エコジョーズ) 中和器・ドレン排水経路確認(業者) 業者依頼推奨
291 給湯内胴温度低下異常 業者点検 業者依頼推奨
312 ふろ戻りサーミスタ断線 サーミスタ交換(業者) 業者依頼推奨
322 ふろ往きサーミスタ断線 サーミスタ交換(業者) 業者依頼推奨
352 ふろサーミスタ異常 誤接続確認(業者) 業者依頼推奨
390/392 ふろ燃焼室サーミスタ異常・断線 サーミスタ交換(業者) 業者依頼推奨
412 湯張り流量検出異常 落し込み水電磁弁・水量センサ確認(業者) 業者依頼推奨
432 圧力センサ(水位センサ)異常 センサ交換(業者) 業者依頼推奨
512 ガス遮断機能異常(風呂ガス電磁弁) ガス電磁弁・フレームロッドの確認(業者) 業者依頼推奨
522 ふろ・暖房ガス比例弁(電流)異常 比例弁確認または電装基板交換(業者) 業者依頼推奨
542 落し込み水電磁弁(湯張り電磁弁)異常 電磁弁交換(業者) 業者依頼推奨
545 洗濯切替弁異常 切替弁確認(業者) 業者依頼推奨
612 ふろファン故障 ファン交換(業者) 業者依頼推奨
632 ポンプ異常・循環水流スイッチOFF異常 フィルター清掃・水位確認→リセット。繰り返す場合は業者 自分でリセット可→繰り返すなら業者依頼推奨
642 ふろ循環ポンプ故障 ポンプ交換(業者) 業者依頼推奨
722 ふろ炎検出回路異常 ふろ・暖房フレームロッド確認(業者) 業者依頼推奨
750 風呂(シャワー)リモコン故障 リモコン交換(業者) 業者依頼推奨
760 リモコンとの通信異常 リモコン・電装基板・ケーブル確認(業者) 業者依頼推奨
888 点検推奨時期のお知らせ(故障ではない) 専用3ステップ手順でリセット。点検・交換推奨 自分でリセット可→業者依頼推奨
920 中和剤減少報知(エコジョーズ機種)/給水系統の異常(標準機種) 強制解除が必要。中和剤確認または給水フィルター清掃(業者。詳細は本文「920エラー」セクション参照) 業者依頼推奨
930 中和剤交換時期報知 中和剤交換(業者) 業者依頼推奨
992 ふろ燃焼時ファン送風量低下(機器停止) 強制解除必要。風呂側ファン・熱交換器を掃除後解除(業者) 業者依頼推奨

※機種によって表示されるコードは異なります。上記に該当コードがない場合は取扱説明書をご確認ください。 FHは循環系エラーがPHより多く発生します。

浴槽フィルター(循環アダプター)を週1回程度清掃しておくだけで、632エラーの多くは予防できます。

業者を呼ぶべき状況と修理・交換の判断基準

リセットしても同じエラーが繰り返す場合は、部品の消耗が進んでいるサインです。放置しているうちに給湯器が急停止するケースもあるため、早めに業者へ相談してください。

水漏れやお湯が全く出なくなった場合も、自己対処は難しいため業者依頼が必要です。

使用年数で判断する:10年が分岐点

修理か交換かを迷ったとき、目安になるのは「使用年数」と「修理費用」の2つです。

  • 7年以内:修理推奨。部品の在庫があり、他部品の劣化も限定的な時期
  • 7〜10年:費用次第。修理費が3万円を超える場合は交換を検討する
  • 10年超:交換優先。部品供給終了のリスクがあり、他部品の同時劣化の可能性も高まる

家庭用ガス給湯器の設計標準使用期間は多くのメーカーで10年とされており、10年を超えると部品の劣化が重なりやすく故障の頻度も増える傾向があります。

詳細な修理vs交換の判断については、こちらもあわせてご参照ください。

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修理・交換にかかる費用の目安

修理費は「どの部品を交換するか」で大きく変わります。

軽微な点火系であれば2万円前後で収まることもありますが、熱交換器や制御基板の交換になると5万円前後に達するケースもあります。

部位 費用目安
点火装置 1.5〜2.5万円
制御基板 2.5〜4万円
熱交換器 3〜5万円

交換費用の目安:給湯専用は約8万〜16万円、追焚付は約14万〜22万円が目安です(本体・工事・保証込み)。

まとめ:パロマ給湯器のエラーコードで困ったときの対処フロー

パロマ給湯器にエラーコードが表示されたとき、すべてが「すぐ業者に連絡」が必要な状況ではありません。

エラーの種類によっては電源リセットや簡単な点検で解消できるものがあり、まず確認する手順を知っておくだけでも判断が変わります。

この記事のポイント
  • 111・140・632は、原因によっては自己対処でリセットできる場合がある
  • 888(88)は通常リセットでは解除できない。専用の3ステップ手順が必要
  • 繰り返すエラー・水漏れは業者への連絡が必要なサイン
  • 使用10年超+修理費3万円超は交換を検討する目安
  • ガス臭・焦げ臭・煙・水漏れ・ボンッという音が出たら即時使用中止・緊急連絡

エラーコードが繰り返し表示される・リセットしても改善しない・異音や異臭が気になるといった場合は、早めのご相談をおすすめします。

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