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お風呂の追い焚きができない!原因と自分で試せる4つの対処法

追い焚きボタンを押してもお湯が温まらない。

急に冷めたお風呂に戸惑って、「給湯器が壊れたのかも」と不安になりますよね。

実は、追い焚きができないトラブルの多くは、湯量不足やフィルター詰まりといった比較的単純な原因で起きています

この記事では、追い焚きができないときに最初に確認すべき4つの対処法と、それでも直らない場合の原因を整理しました。

この記事でわかること
  • 蛇口のお湯が出るかで追い焚きだけの問題かを切り分ける方法
  • 湯量・フィルター・設定・リセットの順で試す対処法
  • 配管詰まりやポンプ劣化など直らないときに疑う原因
  • 異音・異臭があれば使用を中止して相談すべきタイミング
  • 追い焚き付き給湯器の交換費用やレンタルの選択肢
この記事を書いた人
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塚脇 (テクニカルセールスユニット責任者)

ガス・電気・水道と、ライフラインに関わる主要な国家資格を網羅するマルチエンジニア。現在はテクニカルセールスユニットの責任者として、現場で培った多角的な視点を活かし、技術と営業の橋渡し役を担う。

保有資格: 液化石油ガス設備士、第二種販売主任者、製造保安責任者(丙種化学)、ガス機器設置スペシャリスト(GSS)、第二種内管工事士・活管工事、ガス可とう管接続工事監督者、簡易ガス登録調査員、第二種電気工事士、給水装置工事主任技術者、石綿作業主任者

まず蛇口からお湯が出るか確認する

追い焚きができないときは、最初に「蛇口からお湯が出るかどうか」を確認してください

この確認で、トラブルの範囲を絞り込めます。

給湯器の内部は「給湯用」と「追い焚き用」で水路が別々に設計されています。

蛇口に届くお湯は給湯回路を通りますが、追い焚きは浴槽の残り湯をポンプで吸い込んで循環させる専用の回路を使うのです。

そのため、一方が正常でももう一方が止まる、といったことが起きます。

蛇口からお湯が出ていれば追い焚き側だけの問題

蛇口から設定温度のお湯が普通に出ているなら、給湯器本体やガス供給は正常に動いていると考えられます。

問題は追い焚き用の循環系統に限られるでしょう。

この場合は、これから紹介する対処法(湯量を増やす、フィルターを掃除する、リセットする、設定を確認する)を順番に試していくことで、改善できる可能性があります。

追い焚き用の循環ポンプや温度センサーだけが不具合を起こしているケースが多く、給湯器全体の故障ではないことが見込めるのです。

蛇口からお湯も出ないなら給湯全体の不具合かも

もし蛇口からお湯がまったく出ない、あるいは水しか出ないといった場合は、追い焚き以前に給湯機能全体が停止している可能性があります。

この場合、追い焚き機能の問題ではなく、給湯器本体の燃焼不良やガス供給の停止、電源トラブルなど、より根本的な不具合が起きている恐れがあります。

給湯器全体の不具合が疑われるときは、まずガスメーターやブレーカーの確認、またはエラーコードの確認が必要です。

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追い焚きできないとき最初に試す4つの対処法

追い焚きができない原因の多くは、よくあるポイントから順に確認していくことで見つかります。

安全にできる範囲で、以下の対処法を順番に試してみましょう。

  1. 循環口がしっかり浸かるまで湯量を増やす
  2. 循環フィルターの髪の毛や汚れを取り除く
  3. リモコンの設定温度が低すぎないか確認する
  4. 電源を入れ直して給湯器をリセットする

1. 循環口がしっかり浸かるまで湯量を増やす

追い焚きが動かない原因として、意外と多いのが浴槽の湯量不足です。

追い焚きは浴槽内の水をポンプで吸い込んで循環加熱する仕組みのため、循環口(吸水口)がお湯に浸かっていないとポンプが空回りしてしまいます。

給湯器には安全装置が組み込まれており、一定水位以下では追い焚きを自動的に停止する設計になっています。

一般的には、循環口より「10cm以上」高い位置までお湯を足すことが推奨されています。

目安として、浴槽の半分以上までお湯を張り直し、安全水位を確保してから再度追い焚きボタンを押してみてください。

十分な湯量で追い焚きが動けば、単なる水位不足だったことになり、機器の故障ではありません。

水位が低いまま追い焚きボタンを押すと、一瞬動いてもすぐ止まったり、最初から運転しなかったりします。

これは空焚き防止機能が働いている証拠で、異常ではなく安全装置の正常な動作です。

2. 循環フィルターの髪の毛や汚れを取り除く

追い焚きトラブルの原因でもっとも多いと言われているのが、循環フィルターの詰まりです。

浴槽の循環アダプター(吸水口)に付いているフィルターには、髪の毛やホコリ、湯垢(皮脂汚れ)などが蓄積しやすく、放置するとお湯の流量センサーが異常を検知して安全停止する仕組みになっています。

まずは循環口のフタを外してフィルターを取り出し、付着したゴミを丁寧に除去してください。

フィルター掃除のついでに、ブラシで循環口の内部や配管の入口も清掃できるとより効果的です。

皮脂や入浴剤の成分が内部パイプに蓄積していると、フィルターがきれいでも循環不良が続くことがあります。

市販の風呂配管洗浄剤を併用して内部の汚れを洗い流せば、細菌繁殖や嫌な臭いの予防にもつながります。

フィルター詰まりを防ぐには、月1回程度を目安に掃除を習慣づけることが大切です。

3. リモコンの設定温度が低すぎないか確認する

追い焚きが作動しない原因として見落としがちなのが、リモコンの設定温度です。

追い焚き運転はリモコンで設定した湯温になるまで浴槽の湯を加熱しますが、もし設定温度が現在の浴槽温度より低いと、給湯器は「すでに適温」と判断して追い焚きを自動停止してしまいます。

たとえば浴槽が40℃なのにリモコン設定が38℃では追い焚きできません

「追い焚きできない」ときはリモコンのお風呂温度設定を確認し、ふさわしい温度(一般的に40〜45℃程度)に上げて再度試してください。

リモコンそのものが故障してボタン操作が反応しないケースもあります。

リモコン表示にエラー番号が出ているときはメモしておき、メーカーや業者に相談しましょう。

冬場は浴室の温度が低いため、設定温度を高めにすることで快適な追い焚きが実現しやすくなります。

4. 電源を入れ直して給湯器をリセットする

給湯器に何らかの不具合を感じたら、まず本体の電源をOFF→ONにしてみる(リセット)ことが役に立ちます。

リモコンの運転スイッチを切って再度入れ直すか、コンセント式ならプラグを抜いて数十秒待ってから差し込み直してください。

最近の給湯器はマイコン制御で多機能化が進んでおり、一時的な電子制御エラーで動作不良となるケースも少なくありません。

電源リセット操作によってエラー表示が消えたり、正常に追い焚き運転が再開する例は多く報告されています。

【要注意】ガスの臭いがする場合は絶対にリセット操作をしない!

ガス漏れの可能性がある状況で給湯器や換気扇のスイッチを操作すると、小さな火花が着火源となり大変危険です。

ガス臭がするときは機器の電源には触れず、元栓を閉めて窓を開け、すぐにガス事業者へ連絡してください

またリセット後もエラーコードが再表示される場合は内部的な故障の可能性が高く、自分で何度も電源を入れ直すより業者に点検を依頼すべきサインです。

対処しても直らないときに疑う3つの原因

初手の確認(湯量・フィルター・設定・リセット)で改善しない場合は、もう少し深い原因が関係している可能性があります。

ここでは代表的な原因と見分け方を整理します。

原因1:配管の奥に汚れや異物が溜まっている

フィルター掃除やリセットを試しても追い焚きできない場合、追い焚き配管そのものが詰まっている可能性があります。

長年の使用で配管内に蓄積した湯垢や入浴剤の析出物、あるいは小さな異物(髪の毛以外の残留物)が循環路を狭め、ポンプの吸い上げが十分にできなくなっているケースです。

実際、ヘアピン・絆創膏・オモチャの部品など思わぬ異物が風呂配管に入り込み、循環不全を起こしていた例も報告されています。

配管の軽度な汚れ詰まりであれば、専用の追い焚き配管クリーナー剤で洗浄すると改善する場合があります。

追い焚き配管内の汚れは放置すると衛生面でも問題が生じるため、定期的な配管清掃や10年程度使用した給湯器はプロの点検を検討するとよいでしょう。

原因2:ポンプや温度センサーが劣化している

追い焚き用の循環ポンプや三方弁、温度センサーといった部品が故障している場合も、追い焚きができなくなります

これらは経年劣化する消耗部品で、一般に給湯器の寿命(約10年前後)に近づくと不具合が発生しやすくなる箇所です。

たとえば循環ポンプのモーターや羽根の摩耗、バルブの固着、サーミスタの精度低下などが起きると、ふさわしい追い焚き制御ができなくなります。

温度センサー(サーミスタ)が劣化すると温度を正確に感知できず、お湯の温度が安定しない・追い焚きしないなどの症状につながります。

ポンプや基板の故障の場合、リセットや清掃では改善しないため部品交換など本格的な修理が必要です。

原因3:配管凍結や内部への浸水

追い焚き機能が突然使えなくなった背景に、天候や環境の影響が隠れている場合もあります。

屋外設置の給湯器では、豪雨や台風の強風で機器内部に雨水が吹き込むと、安全装置が働いて燃焼しなくなることがあります。

大雨直後に追い焚きが動かない場合は、天候の回復を待って機器が十分乾燥してから再始動を試みてください。

台風のたびに給湯器が止まる場合は、防雨カバーの設置や給湯器本体の向き・場所の変更を業者に相談するとよいでしょう。

また明らかに台風や豪雨による故障の場合、火災保険で修理・交換費用が補償されるケースもあります。

冬場の寒冷地では配管の凍結により追い焚きできなくなることもあります。

業者への相談が必要なケースと準備

追い焚き不具合は、無理に触ると状況が悪化することがあります。

ここでは「相談に切り替える目安」と「相談時に伝える情報」を整理します。

異音・異臭・エラーが出たらすぐ相談する

次のような異常症状がある場合は、迷わず業者に相談すべきタイミングです。

給湯器から「ゴー」といううなり音や「ボンッ」という小さな爆発音、「ガス臭」「焦げ臭い」など異臭がする場合、内部故障により点火不良やガス漏れが起きている可能性があり危険です。

またエラーコードが頻繁に表示される、追い焚きが途中ですぐ止まる場合も、センサーや基板の異常が進行している恐れがあります。

これ以上自力対処せず、早めにプロによる点検・修理を依頼してください。

重大な事故を防ぐため、異常を感じたまま給湯器を使い続けることは避けてください

型番・エラー番号・症状をメモしておく

業者に状況を伝える際は、できるだけ具体的な情報を準備しておくとスムーズに話が進みます

まず給湯器のメーカー名と型番「品番」を調べてメモしましょう。

型番は本体正面や側面のシールに記載されており、英数字の組み合わせで「RUF-●●●○」や「GQ-●●」などと表記されています。

またリモコンにエラー番号「エラーコード」が表示されている場合は、その番号も合わせて伝えてください。

加えて「症状が出始めた経緯」「給湯器の設置場所や使用年数」なども伝えるとより的確な対応につながります。

交換が必要な場合の費用と選択肢

追い焚き不具合が解決しない場合、修理か交換かの判断が必要になります。

ここでは工事費用の目安と、出費を抑える選択肢を整理します。

追い焚き付き給湯器の交換は14〜22万円が目安

給湯器を新品交換する際の費用は、本体代+リモコン+工事費込みで14〜22万円程度が目安です。

修理と交換の判断基準として、給湯器の使用年数が10年以上経っている場合は、主要部品の寿命が尽きかけており、たとえ一部を修理しても他の箇所が次々故障するリスクがあります。

修理費用が3万円を超えるようなら新品交換を検討したほうがよいでしょう。

新品なら最新機種による省エネ効果でガス代節約も期待できるため、長期的には交換したほうが得になることが多いです。

【注意】何が含まれる価格なのか確認しておく

給湯器交換の見積もりでは、何が含まれるか(本体・標準工事・撤去処分・保証など)をしっかり確認してください

QTOJAPANではお見積もりは無料で、本体・標準工事費・撤去費まで含んだ「コミコミ価格」で、わかりやすいお見積もりをお約束しています。

まとまったお金が用意できないときはレンタルも選択肢

すぐに大きな出費が難しい場合、レンタルも選択肢です。

QTOJAPANでは初期費用なし・月額990円(給湯専用・税込)からのレンタルプランを用意しています。

「給湯器が故障してしまったが、手元にまとまったお金がない」「急な出費を避けたい」といった場合に向いています。

レンタルなら毎月の支払いが一定で家計管理がしやすく、故障時の修理対応も含まれているケースが多いため、予期せぬ追加費用の心配がありません。

短期利用を考えている方や、将来的な引っ越しの予定がある方にも適した選択肢といえます。

まとめ:追い焚きトラブル、困ったときは無理せず業者に相談を

この記事では、追い焚きができないトラブルに対する確認手順と対処方法を整理してきました。

追い焚きができない原因のほとんどは、湯量不足やフィルターの詰まりといった、確認すればすぐに改善できるものです。

まずは蛇口からお湯が出るか確認し、湯量→フィルター→設定→リセットの順で一つひとつ試せば、多くのケースで自力復旧できます。

万一それでも直らず、異音や異臭がする場合は、無理に触らず業者へ相談してください。

この記事のポイント
  • 蛇口のお湯が出るかを最初に確認し、トラブルの範囲を絞る
  • 湯量・フィルター・設定・リセットの順で対処法を試す
  • 直らない場合は配管詰まりや部品不具合を疑う
  • 異音・異臭・水漏れがあれば使用を中止して業者へ連絡
  • 交換費用は追焚付で約14〜22万円、レンタルも選択肢に

QTOJAPANは、創業60年・11万世帯の暮らしを支えてきた実績と信頼を元に、東海3県(愛知・岐阜・三重)で年間3,000件以上の給湯器交換を手がけています。

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追い焚きができずお困りの際は、無理をせずにお気軽にご相談ください。

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