パナソニックのエコキュート・給湯器からお湯が出ない!原因と対処法を解説
朝シャワーを浴びようとしたらお湯が出ない。冬の寒い日にお風呂に入れない。こんな緊急事態に直面すると、誰しも焦りと不安を感じるものです。
実は、お湯が出ないトラブルの多くは自分で対処できる原因なのです。
この記事では、パナソニックのエコキュート、給湯器でお湯が出ない原因を症状別に分類し、それぞれの具体的な対処法を解説します。
- 水もお湯も出ない場合の原因と対処法
- 水は出るがお湯だけ出ない場合の原因と対処法
- エラーコード(U22・F12・F19)の意味と対応
- 業者に依頼すべきタイミング
- エコキュート・給湯器交換の費用相場
塚脇 (テクニカルセールスユニット責任者)
ガス・電気・水道と、ライフラインに関わる主要な国家資格を網羅するマルチエンジニア。現在はテクニカルセールスユニットの責任者として、現場で培った多角的な視点を活かし、技術と営業の橋渡し役を担う。
保有資格: 液化石油ガス設備士、第二種販売主任者、製造保安責任者(丙種化学)、ガス機器設置スペシャリスト(GSS)、第二種内管工事士・活管工事、ガス可とう管接続工事監督者、簡易ガス登録調査員、第二種電気工事士、給水装置工事主任技術者、石綿作業主任者
目次
お湯も水も出ない場合の原因と対処法
お湯だけでなく水も出ない場合、給水経路に問題がある可能性が高いです。

止水栓・給水バルブが閉まっている
エコキュート・給湯器本体の下部や水道メーター付近にある止水栓(給水バルブ)が閉じていると、水もお湯も出なくなります。
引っ越し直後や点検作業後に止水栓が閉まったままになっているケースが多いです。
実際の現場では、「お湯が出ない」とご相談いただき訪問したところ、止水栓を開けるだけで解決することが非常に多い原因の一つです。
まずは最初に確認すべきポイントと言えるでしょう。
対処法は以下の通りです。
- エコキュート・給湯器本体の下部、または水道メーター付近の止水栓を確認
- 左(反時計回り)に回して開ける
- 蛇口から水が出るか確認
配管が凍結している
気温が氷点下になる冬場、特に朝方に多く発生するのが配管の凍結です。
屋外の露出配管内の水が凍ると氷の栓ができ、水もお湯も出なくなります。
山間部や内陸部では冬場の凍結トラブルが毎年発生しています。
特に深夜から明け方にかけて気温が-5℃以下になる日は要注意です。
対処方法は次の通りです。
- 基本は自然解凍を待つ(最も安全)
- 急ぐ場合は、凍結部分にタオルを巻き30〜40℃のぬるま湯をかける
- ドライヤーで温風(弱〜中温度)を当てる
【絶対NG】 熱湯をかけると配管が破裂する危険があります!
水は出るがお湯だけ出ない場合の原因と対処法
水は出るのにお湯だけ出ない場合、エコキュート・給湯器本体に問題がある可能性が高いです。

湯切れ(タンクのお湯を使い切った)
パナソニックのエコキュート・給湯器は、夜間に沸かしたお湯をタンクに貯める仕組みです。
一度に大量のお湯を使うとタンクが空になり、「湯切れ」状態になります。
来客時や年末年始など、普段より多くお湯を使った場合に発生しやすいトラブルです。
また、「おまかせモード」など節約設定にしていると、想定より早く湯切れすることがあります。リモコンの残湯量表示で事前に確認する習慣をつけましょう。
対処法は以下の手順です。
- リモコンの残湯量表示を確認
- リモコンで「沸き増し」ボタンを押す
- 沸き上がりまで約30分〜1時間待つ
給水ストレーナーが詰まっている
エコキュート・給湯器の給水口に設置されたフィルター(ストレーナー)にゴミが詰まると、お湯が出にくくなります。
水垢・サビ・砂粒などが蓄積することで、給水流量が低下します。
「チョロチョロとしか出ない」「途中で湯量が減る」といった症状が特徴です。
長期間清掃していない場合や、井戸水を利用している場合に発生しやすいトラブルです。
清掃方法は以下の通りです。
- 給水元栓を閉める
- 給水口付近の六角形キャップを外してストレーナーを取り出す
- 歯ブラシで優しく水洗い
- 元に戻して給水元栓をゆっくり開ける
リモコンや電源の問題
リモコン画面が真っ暗な場合、停電やブレーカー落ちの可能性があります。
電気給湯器は200Vの電源を使用しており、分電盤に専用のブレーカーがあります。
過電流や漏電でブレーカーがトリップすると電気供給が遮断され、お湯が出なくなります。
また、リモコンの給湯温度設定が低温になっていて、お湯が出ないと感じる場合もあります。
確認手順は以下です。
- リモコンの電源ボタンを確認
- 分電盤の「エコキュート」「給湯」回路のブレーカーを確認
- ブレーカーがオフなら上げ直す
- 給湯温度が37〜42℃程度に設定されているか確認
【危険】 ブレーカーが何度も落ちる場合は漏電の可能性があるため、すぐに業者へ連絡してください。
内部部品が故障している
使用年数が10年以上の場合に多く、経年劣化による部品故障です。
主な故障部品として、ヒートポンプユニット、給湯混合弁、サーミスタ(温度センサー)などが挙げられます。
これらの部品が故障すると、安全装置が作動してお湯が出なくなります。
10年以上使用している給湯器では、一箇所直してもすぐ別の箇所が故障する可能性が高まります。
この場合は、内部部品の故障は自力での修理が困難なため、早めに専門業者へ相談してください。
給湯器のお湯が出ない!今すぐできる対処法と業者依頼の目安
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エラーコードが出た場合は?
お湯が出ない症状で表示される可能性のある主要なエラーコードを解説します。

U22:断水異常
意味: 給水が停止している状態
地域全体の断水や給水元栓が閉まっているなど、給湯器に水が供給されていない状態を検知しています。
断水時に「ふろ自動」スイッチを押した場合や、お湯はり中に断水した場合に表示されます。また、凍結で断水状態の場合にもU22が表示されることがあります。
給水元栓が開いているか確認し、地域の断水情報もチェックしてください。断水復旧後は自動的に解消されます。
F12:圧力異常検知
意味: 給湯機(貯湯ユニット)の圧力異常
給湯機(貯湯ユニット)の給水配管が凍結していることが考えられます。凍結した状態で沸き上げ運転をすると、「F12」を表示し運転が停止します。
配管の凍結が疑われる場合は自然解凍を待つか、30〜40℃のぬるま湯で凍結部分を温めてください。解消しない場合は業者に連絡してください。
F19:出湯温度異常
意味: 沸き上げ回路の高温異常
沸き上げ回路で水の循環流量が確保できず高温となり、安全装置が働いています。
原因は様々な要因がありますが、冬季の場合は、貯湯ユニットとヒートポンプユニット(HPU)をつないでいる配管が凍結していることも考えられます。
配管の凍結確認を行い、自然解凍を待つか、ぬるま湯で温めてください。凍結以外の原因も考えられるため、エラーが消えない場合は業者に相談してください。
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業者に依頼すべきケースと判断基準
以下のような状況では、無理せず専門業者に相談することをおすすめします。

対処法を試しても解決しない場合
止水栓確認・凍結融解・フィルター掃除・リセットなど、すべての対処法を試してもお湯が出ない場合、給湯器内部の深刻な故障が疑われます。
この状態は、ユーザーが確認できる範囲の問題ではなく、給湯器内部の電気系統や水路系統の専門的な点検が必要です。
無理に分解や配線をいじると感電・水漏れ事故のリスクがあるため、迷わず修理のプロに依頼してください。
エラーコードが消えない・繰り返し表示される場合
一度リセットしても同じエラーコードが何度も出る場合、給湯器の内部で恒常的な故障が発生している証拠です。
一時的な誤作動であればリセットで解消しますが、繰り返し表示されるということは部品の物理的な破損や劣化が進行しています。
ユーザー側でできる対処はなく、エラー内容に対応した部品交換や修理作業が必要です。
設置から10年以上経過している場合
給湯器の一般的な寿命は約10〜15年です。10年以上使った機器は主要部品が劣化しており、一箇所直しても別の箇所が次々故障する「修理貧乏」状態になりがちです。
特に、パナソニックのガス給湯器(エコジョーズ)は2008年に販売終了しているため、現在使用している場合は既に15年以上経過しています。
この場合、部品の供給も終了している可能性が高く、修理は困難です。交換を強く推奨します。
電気給湯器(エコキュート)の場合も、電子部品や熱交換器など高額部品が多く、複数箇所の修理が必要になると、新品交換の費用に近づいてしまいます。
判断基準としては、修理費用が新品交換費用の約1/3を超えるなら交換を推奨します。
例えば、給湯器交換に50万円かかるとして、修理代が20万円以上なら交換が賢明です。
エコキュート・給湯器交換ならQTOJAPANにお任せください
エコキュート・給湯器の交換を検討される際に、気になるのが「費用」と「どこに頼めばいいか」ではないでしょうか。
QTOJAPANは東海3県で創業60年、年間3,000件以上の給湯器交換を手がけてきた実績があります。
地域に密着しているからこそ、適正価格でのご提案が可能です。
標準的な工事費込みの価格は以下の通りです。
- 給湯専用給湯器(シンプルタイプ): 約80,000~160,000円
- 追焚付給湯器(お湯張り・追焚タイプ): 約140,000~220,000円
- 熱源追焚付給湯器(床暖房・浴室暖房タイプ): 約220,000~330,000円
- ハイブリッド給湯器(電気・ガス併用タイプ): 約640,000~750,000円
※価格は設置環境・搬入経路・ガス種別(LP/都市ガス)などにより前後します。
※上記には本体・標準工事・撤去処分・試運転・保証を含みます。
「エコキュートが故障してしまったが、手元にまとまったお金がない…」
「これからのライフイベントを考慮して、資金を温存しておきたい…」
そんな場合は、初期費用なし・月額990円(給湯専用・税込)からのレンタルプランもあります。
また、国や自治体の補助金を利用できる場合、数万円〜十数万円の負担減になります。
補助金についてもお見積もりの段階でご案内しています。
24時間365日ご相談を受け付けており、お見積もりは無料です。
まとめ:焦らず順番に確認すれば解決できる
パナソニックのエコキュート・給湯器でお湯が出ないトラブルは、突然の出来事で焦ってしまいがちですが、症状を確認して順番に対処していけば解決できるケースが多くあります。
- 水もお湯も出ない場合は止水栓・凍結を確認
- 水は出る場合は湯切れ・フィルター・電源を確認
- 対処しても直らない場合は業者に相談
- 10年以上経過している場合は交換を検討
- パナソニックガス給湯器は2008年販売終了で部品供給困難
この記事で紹介した対処法を順番に試していけば、多くのトラブルは解決できます。
ただし、「対処法を試しても直らない」「エラーコードが消えない」「10年以上使っている」という場合は、無理せず専門業者に相談してください。
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