エコキュートのお湯が出ない!60年の実績を持つプロが教える、原因と今すぐできる対処法
朝シャワーを浴びようとしたら冷たい水しか出ない。
夜帰宅してお風呂を沸かそうとしたらお湯が出ない。
「今日中に直さなきゃ」「業者を呼ぶべき?」と焦る気持ち、よく分かります。
でも、安心してください。
お湯が出ない原因の多くは、湯切れや止水栓の閉栓など、自分で対処できるものです。
エコキュートのお湯が出ない原因として、最も多いのがお湯切れです。
この記事では、まず3つの基本チェックで原因を絞り込み、5つの主な原因と対処法を詳しく解説します。
- お湯が出ない時の基本チェック方法
- よくある5つの原因と対処法
- 修理と交換の判断基準
- タイプ別の交換費用
- 信頼できる業者の選び方
塚脇 (テクニカルセールスユニット責任者)
ガス・電気・水道と、ライフラインに関わる主要な国家資格を網羅するマルチエンジニア。現在はテクニカルセールスユニットの責任者として、現場で培った多角的な視点を活かし、技術と営業の橋渡し役を担う。
保有資格: 液化石油ガス設備士、第二種販売主任者、製造保安責任者(丙種化学)、ガス機器設置スペシャリスト(GSS)、第二種内管工事士・活管工事、ガス可とう管接続工事監督者、簡易ガス登録調査員、第二種電気工事士、給水装置工事主任技術者、石綿作業主任者
目次
お湯が出ない時、まず確認すべき3つの基本チェック

エコキュートのお湯が出ない原因は様々ですが、まずは以下の3つを確認しましょう。
この3つをチェックすることで、自分で解決できるのか、業者に依頼すべきなのかの判断がつきます。
電気|ブレーカーが落ちていないか
エコキュート専用のブレーカーが落ちていないか確認します。
ブレーカーが落ちていると、エコキュートは一切動作しません。
台所や浴室などの分電盤を開けて、「エコキュート」と書かれたブレーカーのスイッチが下がっていないかチェックしてください。
落ちている場合は上げるだけで解決します。落雷、過負荷、漏電などで落ちるケースがあります。
頻繁に落ちる場合は、電気系統の異常が考えられるため、プロに点検を依頼しましょう。
水道|断水していないか、止水栓が閉まっていないか
台所やトイレなど、他の蛇口でも水が出ないか確認します。
水が出ない場合は断水の可能性があります。
地域全体で断水している場合、エコキュートだけでなくすべての水道が使えません。
自治体の断水情報を確認しましょう。
水は出るがお湯だけ出ない場合は、エコキュート本体下部にある給水止水栓が閉まっていないかチェックします。
バルブが横向き(閉)になっていたら、縦向き(開)にしてください。
メンテナンス後や引っ越し直後に閉まったままになっているケースがあります。
蛇口|全箇所で出ないか、特定の1箇所だけか
キッチン、洗面、浴室など、全ての蛇口でお湯が出ないのか、それとも特定の1箇所だけお湯が出ないのかを確認します。
全ての蛇口でお湯が出ない場合は、エコキュート本体やタンク、配管などに問題がある可能性が高いです。
一方、特定の蛇口だけお湯が出ない場合は、その蛇口(混合水栓)自体の故障です。
この確認をしておくことで、修理の依頼先が明確になり、無駄な費用を避けられます。
蛇口の故障なら水道業者、エコキュート本体なら給湯器業者です。
5つの主な原因と対処法を詳しく解説

ここからは、よくある5つの原因について、対処法と予防策を詳しく解説します。
同じトラブルを繰り返さないための予防策も含めて説明していますので、ぜひ参考にしてください。
貯湯タンクのお湯切れ
もっとも多く見られるトラブルのひとつです。
エコキュートは夜間に貯湯タンクへ1日分のお湯を沸かして貯める「貯湯式」給湯器です。
タンク内のお湯を使い切ると給湯できなくなります。これを「湯切れ」といいます。
リモコンに「湯切れ」表示が出る、または蛇口から急にお湯が出なくなり水になります。
まずはリモコンの「沸き増し」ボタンを押してください。
30分~1時間後にはお湯が使えるようになります。
予防するには、湯切れ防止機能をオンに設定しましょう。
来客が多い日は前日に「多め」設定に変更しておくと安心です。
タンク容量が頻繁に不足する場合は、容量の見直しを検討してください。
給水ストレーナーの詰まり
お湯の出が悪くなる主な原因です。
給水ストレーナーとは、給水配管からタンクに水を送る入口に付いた網目状のフィルターです。
水道水中のゴミやサビを捕捉し、タンク内へ不純物が入るのを防ぎます。
長年の使用で徐々に汚れが堆積しやすい部品です。
お湯の出が悪い、蛇口やシャワーの湯量が弱い、お湯張りに時間がかかるといった症状が現れます。
ストレーナーの清掃は自分でできる作業です。
以下の手順で行ってください。
- 止水栓を閉める
- ストレーナーのキャップを反時計回りに回して外す
- 網目のフィルターを歯ブラシなどで優しく掃除
- 元に戻し、止水栓を開ける
無理に力を入れすぎないよう注意してください。
破損すると水漏れの恐れがあります。
予防のためには、半年に1回程度の定期清掃が推奨されています。
タンク内の沈殿物もストレーナー詰まりの一因となるため、年に1~2回の貯湯タンクの水抜きも合わせて行うとより効果的でしょう。
配管の凍結
冬場に多発するトラブルです。
気温が氷点下になると屋外配管内の水が凍りつき、氷の膨張で配管を塞いだり破損させることがあります。
一般的に気温-4℃以下の冷え込みが数時間続くと凍結リスクが高まります。
蛇口をひねっても水・お湯が出ない、または極端に出が悪い状態になります。
凍結した場合は、基本的に自然解凍を待ちます(日中の気温上昇で溶ける)。
急ぐ場合は、タオルを凍結箇所に巻いて、ぬるま湯(40℃程度)をかけてください。
絶対にやってはいけないのは、熱湯をかけることです。配管が破損する恐れがあります。
また、ドライヤーで直接加熱するのも火災の危険があるため避けてください。
予防するには、配管に断熱材を巻く、凍結防止運転機能を活用する、寒い夜は少量の水を出しっぱなしにするなどの対策が有効です。
東海エリアでも冬場の凍結トラブルは年間約500件発生します。
特に山間部や標高の高い地域で要注意です。
混合水栓やバルブカートリッジの故障
特定の蛇口だけお湯が出ない場合の原因です。
キッチンや浴室の蛇口に使われるシングルレバー混合水栓には、内部にバルブカートリッジという部品があります。
カートリッジは消耗品であり、耐用年数は約10年。経年で摩耗するとお湯側の通水が不良になり、水しか出なくなります。
家中の他の蛇口ではお湯が出るのに、特定の蛇口だけお湯が出ない場合は、この故障が疑われます。
まず他の蛇口でお湯が出るか確認してください。1箇所だけなら蛇口側の問題です。
バルブカートリッジの交換で対応できます。
ただし、水漏れを伴う故障、カートリッジ交換でも改善しない場合、10年以上経過し他の部位も傷んでいる場合は、プロに依頼しましょう。
エコキュート本体の故障
10年以上使用している場合は特に要注意です。
エコキュート本体の故障とは、ヒートポンプユニットや貯湯タンク内の機器不良を指します。
コンプレッサー、熱交換器、センサー、制御基板などの内部部品の故障により、湯沸し・給湯が適切に行えない状態です。
使用開始から10年以上経過すると、本体内部の主要機器が寿命を迎え始めます。
リモコンにエラーコード表示、異音や異臭がある場合、また湯切れやストレーナー清掃、凍結対処、蛇口交換などを試しても改善しない場合は、本体故障が疑われます。
体故障は自分では修理できません。
無理に操作すると悪化する可能性があるため、メーカーまたは専門業者に相談してください。
早めにプロに相談することで、結果的に費用を抑えられることもあります。
修理か交換か?判断基準と費用の目安を詳しく解説

業者に相談する際、「修理で済ませるか、交換するか」は大きな判断ポイントです。
ここでは、交換を検討すべきケースと交換費用の目安について解説します。
交換を検討すべき3つのケース
エコキュートの修理か交換かを判断する際、以下の3つの軸で考えてみてください。
1. 使用年数が10年を超えている
エコキュートの一般的な寿命は10〜15年です。
10年を超えると部品の劣化が進み、修理してもすぐ別の箇所が故障するリスクが高くなります。
10年以上使用しているエコキュートの修理費は、一般的に5〜8万円程度かかるケースが多いとされています。
しかも修理後1〜2年でまた故障するケースが多いのです。
10年以上使用している場合、修理より交換が経済的なケースが約7割を占めています。
2. 1年以内に2回以上修理している
頻繁な故障は経年劣化の証拠です。
修理費用の累計が10万円を超えるなら、新品への交換を検討すべきでしょう。
特に、異なる箇所が次々に故障する場合は、本体全体の劣化が進んでいるサインです。
1箇所を修理しても、また別の部品が故障するという悪循環に陥りやすく、結果的に修理費用がかさんでしまいます。
短期間で複数回の修理が必要になった時点で、交換を真剣に検討するタイミングと言えます。
3. エラーコードが消えない、または頻発する
本体内部の深刻なトラブルです。
制御基板やセンサー交換は修理費用が高額になるケースが多くあります。
エラーコードが表示される場合、リセットしても再発する、あるいは異なるエラーコードが次々に出るといった症状は、複数の部品や回路が同時に劣化している可能性を示しています。
このような状態では、修理しても根本的な解決にならず、すぐに別のトラブルが発生するリスクが高いです。
エラーが頻発する場合は、交換を優先的に検討することをおすすめします。
気になる交換費用は?タイプ別の価格一覧
給湯器の交換費用は、機種のタイプによって大きく異なります。
エコキュートはガス給湯器に比べて本体価格が高い分、電気代が抑えられるため、長期的なコストバランスで選ぶ方が多いです。
どちらが合うかは使用状況や設置環境によっても変わるため、まずは費用感を把握しておくことが大切です。
QTO JAPANでの交換費用の目安は以下のとおりです(工事費込み・税込価格)。
| 給湯器のタイプ | 費用の目安 |
|---|---|
| エコキュート(標準タイプ/フルオート) | 約410,000~510,000円 |
| エコキュート(高圧力タイプ) | 約420,000~550,000円 |
| エコキュート(薄型スリムタイプ) | 約440,000~580,000円 |
| ガス給湯器(給湯専用) | 約80,000~160,000円 |
| ガス給湯器(追焚付) | 約140,000~220,000円 |
| ガス給湯器(熱源追焚付/床暖房対応) | 約220,000~330,000円 |
※上記価格には、本体・標準工事・既存機器の撤去処分・試運転・保証を含みます。
※設置環境(基礎の有無・配管状況・搬入経路)や機種により金額は変動します。
初期費用を抑えたい方へ:レンタルプランのご案内
「まとまった出費が難しい」「急な故障で資金の準備ができていない」という方には、QTO JAPANのレンタルプランがあります。
初期費用なし、月額990円~で給湯器をご利用いただけるプランです。
故障時の修理費用や定期メンテナンス費用も含まれているため、急な出費の心配がありません。
ライフイベントを控えている方や、予算を温存しておきたい方に最適な選択肢です。
詳しくは、お見積もり時にお気軽にご相談ください。
業者選びで失敗しないために

エコキュートの修理や交換を業者に依頼する際、「どの業者を選べばいいか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは、信頼できる業者を選ぶために確認すべきポイントと、QTO JAPANの特徴をご紹介します。
安心して任せられる業者の条件
エコキュートの交換や修理は、電気・水道・配管工事が絡む専門性の高い作業です。
業者選びを間違えると、工事後のトラブルや想定外の追加費用、保証が受けられないといった問題が発生する可能性があります。
業者を選ぶ際は、以下の4つのポイントを確認してください。
①実績・経験年数:年間施工件数が多く、創業年数が長い業者は技術力が高い
②対応スピード:緊急時に即日対応できる拠点網があるか
③保証内容:本体・工事ともに10年保証があるか(無料が理想)
④有資格者の有無:電気工事士やガス機器の専門資格を持つスタッフが在籍しているか
これらを満たしている業者を選ぶことで、安心して任せられます。
QTO JAPANが選ばれる理由
QTO JAPANは、創業60年・年間3,000件以上の給湯器交換実績を持つ地域密着企業です。
①実績・経験年数:創業60年、11万世帯を支えてきた実績
②対応スピード:東海3県の複数拠点から最短即日訪問
③保証内容:本体・工事ともに最大10年保証(※一部製品除く)
④有資格者の有無:電気工事士、ガス機器設置スペシャリストなど有資格者が在籍
東海3県に複数の拠点を構えているため、緊急時にも迅速に対応できます。
「お湯が出なくて困っている」という声にすぐ応えられるのは、地域密着だからこそです。
また、エコキュートの交換には電気工事や配管工事が必要ですが、有資格者が在籍しているため、安全かつ確実な施工が可能です。
グループ企業に都市ガス会社(津島ガス)を持っているため、エコキュートとガス給湯器の両方に精通したスタッフが対応します。
まとめ:お湯が出ないトラブルは、原因特定と適切な対処で解決できる
エコキュートのお湯が出ない原因と対処法について解説してきました。
- お湯切れがもっとも多い原因のひとつ
- まずは電気・水・蛇口の3つを基本チェック
- よくある5つの原因はそれぞれ対処法と予防策がある
- 使用年数10年以上、または1年以内に2回以上修理したら交換を検討
- 交換費用はエコキュート41万円~、ガス給湯器8万円~
まずは3つの基本チェックで原因を絞り込みましょう。
お湯切れや止水栓など、多くのケースは自分で対処できます。
自力で解決できない場合や、交換を検討されている場合は、QTO JAPANにお気軽にご相談ください。
東海3県の地域密着体制で、最短即日対応いたします。
無料見積もり・ご相談はお電話またはLINE、オンラインフォームからどうぞ。
